8回連続でお伝えしているトレーニングのルール(3原理・5原則)、第5回目となります。
トレーニングには守らなければ効果が出ない3つのルール(原理)と、守った方が効果が得やすい5つのルール(原則)があります。
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今回はトータルで5つ目、原則(守った方が効果が得やすいもの)としては2つ目のルールをご紹介します。
それは「全面性の原則」。
簡単に言うと「バランス良くトレーニングした方がいいですよ!」というもので、お腹を引っ込めたくても腹筋だけでなく背筋やストレッチもしましょうね、と言うのがこのルールです。
これはルール②の特異性の原理「目的に合っていない運動では効果は得られないですよ!」と言うルールに少し反するようなイメージがあります。
目的に合わせた運動だけをするのか、バランス良く全体を鍛えるのか、どっちを信じればいいのか少しわかりにくいと思います。
結論から言えば、より重要な特異性の原理である目的に合わせることが第一優先です。
例えば「丈夫な骨を作るため」と言えば、多くの方がカルシウムが多く含まれた食べ物を食べると思います。
カルシウムを取らなければ丈夫な骨はできず、他の栄養素で代用できるものではありません。
運動もこれと同じで、お腹を引っ込めたいのであれば腹筋は欠かせません。
これを腕立て伏せで代用できるものではありません。
つまり、まずは目的に合わせた腹筋をすることは必須といえます。
では今回のルールである全面性の原則、「バランス良くトレーニングした方がいいですよ」と言うのはどう言うことなのでしょうか。
先ほどの例でお話しすると、カルシウムは必須だけどそればかり摂っていては、マグネシウムなどの他のミネラルの吸収を阻害してしまいます。
要はカルシウム自体を取ることは間違いではないけれど、バランス良く摂取しなければ他のところに悪影響が出てしまうのです。
運動も同じで、例えお腹を引っ込めようと腹筋をしていても、そればかりになってしまうと背筋とのバランスが悪くなり猫背になる可能性があります。
背筋も鍛え、腹筋のストレッチをし、有酸素運動も取り入れ、更には食事にも気をつける、それが今回のルール「全面性の原則」が伝えていることです。
EDA GYMではこれらのルールに沿ってトレーニングをサポートしているので結果が出ます。
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次回は原則3つ目(トータル6つ目)の「個別性の原則」をお伝えしたいと思います!