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what's the brown fat cell

ダイエットの救世主は脂肪?

脂肪の中には脂肪の分解を助ける種類があるのはご存知でしょうか?

そもそも脂肪と言っても、実は白色脂肪細胞褐色脂肪細胞の2種類があります。

白色脂肪細胞は脂肪の大部分を占めるもので、一般的に思い浮かべる脂肪そのものです。

今回はもう一つの褐色脂肪細胞について掘り下げていきたいと思います。

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今回のテーマである褐色脂肪細胞は首や肩周り、鎖骨、肩甲骨周辺、そして肝臓に存在しています。

この脂肪は脂肪の分解を助けし、体温を上げる手助けをしています。

褐色脂肪細胞が多ければ多いほど、脂肪の燃焼を手助けしてくれるので、いわばダイエットの救世主となる脂肪なのです。

でも残念なことに赤ちゃんの時が最も多く、歳を取るほどに減少していきます。

まだ細かなことは分かっていない組織ではありますが、褐色脂肪細胞の存在する肩や肩甲骨周りを動かすことで、この脂肪が増える可能性が示唆されています。

つまり、首や肩回し、更にはこの周辺の筋トレをすることは、単に基礎代謝を高めるだけでなく、効果的に脂肪燃焼を行う鍵にもなる可能性が秘めているのです。

また、最近の京都大学の研究発表では、脳から出るmiR-33という物質が減ってしまうと、いくら褐色脂肪細胞があっても体温を上げる機能が低下してしまうようです。

その一方で、寒さによる刺激でmiR-33を増やすこともできるそうです。[※]

つまり、寒い時に寒い思いをした方が、miR-33が増え、褐色脂肪細胞の働きを促進し、結果として脂肪の燃焼を手助けしてくれるのです!

これはこれからの研究が楽しみな分野ですね!

いつの日か「薄着ダイエット」なるものが流行る日が来るかもしれません。

※参考文献
堀江 貴裕・尾野 亘(2021). 褐色脂肪細胞の燃焼を促す新たなメカニズムを解明
-体の熱産生にマイクロRNA-33が関与-
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-02-17-1, (参照 2021-7-10)

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青葉区江田のパーソナルトレーニングジム。
246から近く、無料駐車場があるため、あざみ野やたまプラーザ、市ヶ尾や藤が丘の青葉区内だけでなく、センター北やセンター南からも通う方がいます。
ダイエットやボディメイク、妊活や介護予防など様々なニーズに対応しています。

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